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M&A総合研究所とはどんな会社?事業の特徴や社員の平均年収を解説

M&A仲介会社の中でも数少ない上場企業がM&A総合研究所です。

M&A総合研究所は完全成功報酬制などの特徴から多くの企業に選ばれており、従業員も高い年収を獲得しています。

M&A総合研究所の特徴や従業員の報酬などについて詳しく解説していきます。

目次

M&A総合研究所とは?

M&A総合研究所は中小企業や中堅企業を中心とした企業のM&Aのアドバイザリー業務を行う会社で、数多くのM&A実績を誇っています。

アドバイザリー業務だけでなく、M&Aメディアの運営を行っているのも大きな特徴です。

M&A総合研究所の概況や主な業務内容について解説していきます。

企業概況

法人名株式会社M&A総合研究所
事業内容M&A仲介事業
M&Aメディア事業
所在地東京本社
〒100-0005 東京都千代田区丸の内1-8-1 丸の内トラストタワーN館17階(受付)
大阪オフィス
〒530-0001 大阪府大阪市北区梅田1-12-17 JRE梅田スクエアビル地下1階
名古屋オフィス
〒450-0002 愛知県名古屋市中村区名駅4-8-18 名古屋三井ビルディング北館13階
資本金4億1,100万円
加盟協会

事業内容

M&A総合研究所の事業内容は主に次の2つです。

  • M&Aアドバイザリーサービス
  • M&Aメディア事業

M&Aアドバイザリーサービスとは、M&Aを希望する売り手企業や買い手企業のニーズに合う企業を探して、M&Aを進める業務です。M&AアドバイザリーサービスはM&A仲介業のM&A総合研究所の中核業務です。

また、M&A総合研究所とM&Aメディア事業に非常に力を入れています。

国内最大級のM&A情報発信メディア「M&A総合研究所ポータル」と「M&A総合研究所マガジン」を運営しており、M&Aに関する情報発信を非常に積極的に行うだけでなく、メディアから多くのM&Aの相談を受け付けており、本業であるM&Aアドバイザリーサービスの売上アップへ繋げています。

また、2020年8月から動画メディア「M&A総合研究所チャンネル」も開設しており、WEBメディアだけでなく動画での情報発信にも力を入れている会社です。

M&A総合研究所の特徴

M&A総合研究所のM&Aには次の5つの特徴があります。

  • M&A成功までお金がかからない
  • 成功報酬が安い
  • 最短3ヶ月で成約できる
  • 東証グロース市場上場
  • 年間5,000件以上の問い合わせ実績
  • AIマッチングシステムでスピーディーに企業がマッチング

M&Aキャピタルパートナーズの5つの特徴について詳しく見ていきましょう。

M&A成功までお金がかからない

M&A総合研究所の最大の特徴がM&A成功までお金がかからないという点です。

通常、M&Aでは次のようなタイミングで報酬が発生します。

  • 着手金
  • 中間金
  • 成功報酬
  • 月額報酬

このうち、着手金と中間金は自己資金から支払わなければならないので、手元に資金がない企業が利用することは困難です。

しかしM&A総合研究所では報酬を支払うのはM&A成功時のみです。

このタイミングでは買い手企業から代金が支払われているので、確実に代金から成功報酬を支払うことができます。

また、着手金も中間金も月額報酬も、万が一M&Aが成功に至らなかった場合も返金されないのが基本です。

M&A総合研究所では成功したときのみしか報酬が発生するため、M&Aが失敗に終わった場合の経済的なリスクはありません。

成功報酬が安い

M&A総合研究所は成功報酬が安いのもメリットです。

M&A総合研究所は譲渡株価に一定の利率を乗じて報酬を求める「株価レーマン方式」を採用しています。

他社は「株価+負債総額」に一定利率を乗じて成功報酬を算出していることが多いので、M&A総合研究所の方が成功報酬が安くなります。

M&A総合研究所の手数料率は次の通りです。

取引価格料率
5億円以下5%
5億円超~10億円以下4%
10億円超~50億円以下3%
50億円超~100億円以下2%
100億円超1%

最短3ヶ月で成約できる

M&A総合研究所は最短3ヶ月という非常に短い期間でM&Aを完結できます。

専属のアドバイザーによる迅速な資料の作成やAIマッチングシステムなどの活用によって、M&A総合研究所はM&Aにかかる時間的なコストの短縮を図っています。

一般的にM&Aは半年から1年以上かかるのが当たり前ですが、M&A総合研究所であれば迅速に売買できます。

買い手企業は事業拡大をスピーディーに行うことができますし、売り手企業は資金調達までの時間がかかりません。

売り手買い手双方にとって、M&A総合研究所のスピードは武器になるでしょう。

東証グロース市場上場

M&A総合研究所は東証グロース市場に2022年6月に上場しています。

M&A仲介業者に対して「怪しい」などのネガティブなイメージを持つ人は多いですが、上場企業であるM&A総合研究所へ相談すれば安心してM&Aを進めることができるでしょう。

年間5,000件以上の問い合わせ実績

M&A総合研究所には年間5,000件以上の問い合わせ実績があります。

非常に多くの業種の取り扱い実績があるので、「自分の業種を買ってくれる企業はあるのか?」と不安に感じている方もM&A総合研究所であれば、自社を適正に評価してくれる企業とマッチングできる可能性があります。

M&A総合研究所のホームページには、過去のM&A実績が掲載されているので、どんなM&Aが行われたのか参考にしてください。

AIマッチングシステムでスピーディーに企業がマッチング

M&A総合研究所は「AIマッチングシステム」を提供しています。

このシステムは、過去のM&A実績をAIが学習し、M&Aを希望する企業の潜在的なマッチングニーズを明らかにし、相手先企業の選定を行うシステムです。

従来、相手企業の選定には多くの時間がかかり、時間と労力をかけて選定した企業とマッチングできないことも珍しくありませんでした。

AIマッチングシステムであれば、スピーディーにマッチングできるので時間と労力を節約できると同時に、人間では気づかない潜在的なニーズを満たすことができるため、意外な企業と出会える可能性もあります。

M&Aの流れ

M&A総合研究所のM&Aの流れは次の通りです。

  1. ヒアリング
  2. 提案
  3. アドバイザリー契約締結
  4. 事前準備
  5. 買い手候補への打診
  6. 交渉
  7. 基本合意
  8. 最終合意
  9. クロージング

M&A総合研究所では、最後のクロージングまで報酬は発生しません。

他社で報酬が発生するポイントを比較しながらM&Aの流れを解説していきます。

①ヒアリング

企業のニーズをヒアリングし、「いつ売却したいのか」「どんな相手がよいのか」「いくらで売却したいのか」などの希望を探る作業です。

②提案

企業のニーズに合った企業を、相手先の企業名が分からない内容で提案します。

業種や企業規模などを知ることはできるので、相談した企業はこの段階で「自社に合った企業を提案してもらうことができるか」を知ることができます。

③アドバイザリー契約締結

M&A総合研究所にM&Aの仲介を依頼することを決めたら、アドバイザリー契約を締結します。

他社ではこの段階で着手金が発生することがありますが、M&A総合研究所では着手金はかかりません。

④事前準備

M&Aを具体的に進めるにあたって、売り手企業の資料を作成するなどの事前準備を行います。

企業の分析を行った資料である「企業概要書」や、買い手企業に提示する「ノンネームシート」などをM&A総合研究所が作成します。

⑤買い手候補への打診

資料を作成したら、買い手候補に対して打診を行います。

⑥交渉

M&Aの形(株式譲渡、事業譲渡等)や売買時期、売買価格などの条件について、買い手と交渉を行います。

また、売り手に対しても「このような条件を買い手が提示しているか、承諾できるか」ということを交渉します。

⑦基本合意

売り手と買い手が基本的なM&Aの内容に合意したら、「基本合意」を行います。

基本合意には拘束力があるので、以後はお互い相手企業とのみ交渉することになります。

つまり、この時点で、相手先企業が決定し、この後は細かい条件等を詰めていく作業になります。

なお、他社は基本合意を行った時点で中間金の支払いが必要ですが、M&A総合研究所では中換金の支払いも必要ありません。

⑧最終合意

基本合意の後はM&A総合研究所が主に売り手企業の調査をします。

簿外債務がないかなどを確認し、買い手企業に調査結果を報告します。

この他、決済日やM&Aの後の従業員の処遇など、詳細な条件に双方が合意をしたら最終合意を行い、売買契約を締結します。

⑨クロージング

クロージングとは、売買代金の決済、会社印の引渡し、登記手続きなどの会社の引渡し作業です。

無事にクロージングが完了すると、M&Aは成功です。

M&A総合研究所ではクロージングまで完結し、この段階で初めて報酬の支払いが発生します。

M&A総合研究所の平均年収

M&A総合研究所の平均年収は「リクルートエージェント」の情報によると420万円から1,200万円となっています。

ただし「5,000万円以上も可能」となっているので、歩合制の割合が非常に可能性が高いと考えられます。

また、M&A総合研究所の採用サイトによると業種別の平均年収は次の通りです。

  • 営業:1,266万円
  • 管理部:594万円
  • 事務:294万円

M&Aを担当する営業職が飛び抜けて報酬が高く、その中でも稼いでいる人は5,000万円以上稼ぐこともあると考えられます。

また年収推移は1年目850万円、2年目で1,250万円となっており、転職後もすぐに1,000万円前後の収入を稼ぐことが期待できるでしょう。

さらに、ホームページには「銀行から転職して未経験で入社し、1年目で2件成約。手数料9,000万円の大型案件も成約」と記載されているので、元職の人脈を生かして転職初年度から高額年収を狙うことも可能です。

M&A総合研究所の報酬について詳しく知りたい方は以下の記事をご覧ください。

まとめ

M&A総合研究所はM&Aが成功するまで報酬は一切発生しません。

M&A成功までのスピードは最短3ヶ月ですので、急いで事業拡大したい企業や資金調達したい企業にとっては最適です。

社員の報酬も入社年度から1,000万円を超えることは可能なため、仕事の内容次第で高額な年収を確保できるでしょう。

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